2025年5月4日日曜日

SRX400 バックステップ プレート自作

かにまるです。
足が長すぎて純正ステップだと膝がタンクの出っ張りのとこに当たってしまうので、仕方なくステッププレートを自作しました。

2025年5月現在で出てる3VN用のバックステップは以下の通りです。
    ・コワース バック50mm/アップ15mm
    ・ベビーフェイス  バック17.5mm/アップ30mm,バック30mm/アップ30mm,バック30mm/アップ40mm
まあバック,アップ量のカタログ値もいまいち信用できなくて、コワースのはおそらく50mmアップしてます。
まあ既製品のバックステップは標準身長+α程度の方向けなので、私には合わないんですよね。
コワースのも高いわりにベアリング入ってないから微妙だし、結局中華ベースで自作しました。

てなわけでAmazonで謎に評価が高かったMT09用中華スト〇イカー風ステップを購入
なぜかほぼ組まれた状態で到着

借りた純正プレートと中華ステップを採寸して組み立てればいいと考えていたものの…

作ってみたけど微妙

どうせポジションを後から変えることはないので、別にもっと簡単な形状でいいことに気づく

ペダルエンドとベアリング左右のカラー 左:中華 右:ストライカー純正
ペダルエンドは中華の方が太いし、カラーは精度悪くてガタデカいので純正に変えるのがおすすめです。
ベアリングも当然国内メーカ品に交換
ペダル側に溝が掘ってあって、ベアリングを入れ、カバーで閉じる形になっています。

ステッププレートを試作してとりあえず車体に取り付けてみました。
バックしすぎ、純正シフトアームだとシフトロッドの位置が合わないし、シフトロッドは干渉してるし、ペダルエンドとサイドスタンドの位置が近すぎることがわかりました。

その後いくつか試作と取付、位置確認を繰り返し、今回もJLCPCBのCNC切削サービスに発注
最終的にバック60mm/アップ50mmで作成しました。
今回はサンドブラスト+ハードコートアルマイトにしたので見た目はかなりいい感じです。

またMT09用のブレーキペダル(上)ですが、リアマスターシリンダーを押すピボット位置が上すぎたので、ストライカー純正ブレーキペダルtype3(下)を買いなおしました。ピボット穴はM8用の穴があけてあるので穴径変換カラーを入れています。

で、車体に取り付けます。
取付前

取付後です。
ペグの位置がコワースのとペグ1本分くらい後ろに行っています。
リアマスターシリンダーは純正が使えなくなりましたので、Frandoの別体式リアマスターシリンダーを入れました。めちゃくちゃ動きがよくなりましたが取付位置が微妙なので今度ステーで移動します。

シフト側は、シフトアームにFZ1純正(99999-04217)と20mm+3mmのアルミカラー、国内メーカのピロボールを組み合わせています。
サイドスタンドとシフトペダルが干渉していると思っていましたが意外とギリギリ大丈夫そうです。
とはいえつま先が厚めのライディングシューズで乗るとシフトアップの度にサイドスタンドに引っ掛かります。

マスターシリンダー側のナットがステッププレートと干渉してしまったので泣く泣く削りました。ギリよけているのでOKです。


バックステップを自作してみて、以下の点が理解できました。
・ペグ同軸のタイプのペダルの取り付け方法
・ペダルエンドの位置を考えないとサイドスタンドと干渉する可能性がある
・つま先薄めのブーツのほうがいい

おわり

2025年4月30日水曜日

SRX400 増車,タコメーター・スピードメーター交換,フロントマスターシリンダー交換,レギュレーター交換など

かにまるです。
SRX400の備忘録です。

〇増車
2024年11月にSRX400を増車しておりました。
既にフロントにMOSキャリパー、メッシュホース、なんかよくわからん純正流用センタータコなどが装着されておりました。

〇初の不動
そして11月末 伊豆スカへの往路にて吹けなくなり…
ドナドナ
メインジェットが詰まっていたらしい 掃除をしてもらい解決

〇センタータコメーター化
とりあえずpivotタコメーターを購入
もともとついてたタコメーターを破壊
デイトナ ナノツー スピードメーター用のステーを3Dプリンタで試作
メーターステーはJLC CNCでアルミ,ブラスト+アルマイト仕上げで作ってもらいました。
そのままpivotのメーターをぶち込むと段差ができる
ので、リブを切除
エイヤで取付完了
メーターステー(試作)と組み合わせ

車体に仮取り付け
なおこの時点でスピードメーターは反応していないのでもともとついてたスピードメーターを仮付け
ちゃんとステーを作った。

タコメーターは点火信号入れるのでタコメーターギャーを外し、XT400アルテシアのカバーを取り付け
キャップ テンショナケース 3TB-12215-01
O-リング (5Y1) 93210-19522
なおボルトとアルミワッシャは自分で用意しました。

見た目
メータ点灯状態
FrandoのラジポンFMF-107も取付済み。14mmにしました。
MOSキャリパーには13mmくらいがちょうどいいらしい?けど設定がないので仕方なし、ちょっとタッチ硬めだけどもとからついてた横型の14mmのに比べればかなり使いやすくなりました。

〇レギュレーター交換
流行りのMOSFETレギュレータに交換しました。
3VNはジェネレーターが3相なので適当なのを付けれてありがたい。
使ったのはFH022BA ホンダ品番31600-KZZ-J01 CBR1000RR-R FIREBLADEに使われているらしい、買ってみたらタイ生産品でした。

  • pivotのタコメーター、安くてレスポンスが最高なのでおすすめです。ただパネルに傷が入りやすいのが難点。
  • スピードメーターとタコメーターのケーブルがなくなるので、見た目は割とすっきりします。
  • Frandoのラジポン本当に安いので良いです。12,13mmあたりの一体型があれば最高なんだけどな。
  • レギュレータ変えたら電圧かなり安定したのでおすすめです。まあ30年前のレギュレータなんて信用できませんが…
おわり

2025年2月23日日曜日

CBX125Fのフロントブレーキディスクをなんとかする

【やったこと】
CBX125FにCBX250Sホイールとレブルディスクローターを組付け

【メモ】
レブルディスク 45251KR3000 デイスク,フロントブレーキ
FTR223、CB223S ディスク 45351KPM000 ディスク,フロントブレーキ
どちらも6穴で直径240mmです。

【前置き】
バイクを乗り続けるためには消耗品を適宜交換していく必要があります。

ブレーキディスクもその一つですね。
なおCBX125Fではディスクのボルトの数が3本、CBX125カスタムでは5本のためF/C間の流用は不可能です。
まあFもカスタムも純正新品ディスクはもう出ないので関係ありませんが…。

そこで、ディスクローター問題を解決する方法として以下が考えられます。
①CBX250Sのホイールを流用し、レブル(MC13)もしくはFTR223のディスクを取り付ける。
②VTR250系やCB400SF(NC31)のディスクを穴径拡大してCBX125Fホイールに付ける。

①について、CBX250Sのホイールにはレブル・FTR223のディスクがポン付けらしいです。懸念点として、CBX125FにCBX250Sホイールがポンで入るかどうか?以前ヤフオクで観測したので大丈夫だと思うけど…。またFTR223ディスクを使う場合回転方向が逆になるので、使うならレブルのディスクかなあ。
中華ディスクが1枚2000円くらいで売ってるけど、そんなのに命預けられませんよね。
②について、サポートはワンオフか、ヤフオクに出品されているものを使うか?して用意する必要があります。またディスクのボルト穴径を広げる必要があります。面倒ですね。

というわけで結局①のCBX250SホイールにMC13レブルのディスクを付けることにしました。
CBX250SとCBX125Fでは、
・メーターギア
・カラー
・ベアリング
・シール
などホイール周りの部品は全部共通ですので、ポン付けです。

ついでにホイールベアリングも打ち換えましたが、ベアリングを打ち換えるときは先に左側から打ち込む必要がありました。125Fとは逆なので注意が必要です(1敗)。

レブルディスクです。高かった。

つけました。

つけました。ダサいな。

ベアリングも交換したし、フロントホイール周りはしばらく持ちそうですね。
先に車体やエンジンがダメになると思います。

おわり

2024年5月16日木曜日

CBX125Fにラジアルマスターシリンダーを装着

ラジアルマスターって、かっこいいですよね。

CBX125Fのマスターシリンダーを台湾Frando社製のラジアルポンプマスターシリンダーに交換しました。
キャリパーは純正のままです。

FrandoのFMF-107を購入しました。φ14(9/16),ショートレバー仕様です。
CBX125F純正マスターがピストン径1/2インチで元々細いので、Frandoのラジポンのラインナップで最も細い9/16仕様を選択しました。
買ったときは21,780円でした。やすい。

高級感があります。ステッカーもついてます。
FMF-107ではレバーのピポットがベアリング支持になっており、動きがいいです。

【作業内容】
フルードを抜いて、純正マスターシリンダーを外し、Frandoラジポンを付け、ついでに手持ちのメッシュホースに取り換え、エア抜きをして、マスターシリンダー側もエア抜きをして、終わりです。
作業中の写真はありません。

【作業後】
取付後です。
ショートレバー仕様ですが、原付(2種)には丁度いい長さでした。

ハンドル全体です。
クラッチレバーと高さが合ってないのでこの後調整しています。
FMF-107はブレーキスイッチが油圧スイッチとなっています。
CBX125Fのブレーキランプスイッチのハーネスを加工してカプラーを取り付け、接続しました。

【インプレッション】
かっこよく、安価で非常に満足度が高い。★★★★★
油圧スイッチじゃなくてマイクロスイッチとかだったら本当に文句がないんだけどな…
走った感じ、コントロール性がかなり上がったように感じます。
また指2本でフルブレーキングができます。やるとフロントフォークがめっちゃ沈むので怖いです。
ブレーキの強化だけでなく、それを生かせる足回りにしていく必要があると感じました。

ブレーキは重要保安部品であるため、本記事を参考にすることによって発生するトラブルや事故等について一切の責任を負いません。一応ね。

おわり

2024年5月13日月曜日

CBX125F/C 腰下OH @2024

かにまるです。

3月くらいに前の記事で挙げたベアリング類を使用して腰下組みなおしてました。
またクランクのOHはSUS441さんにお願いしました。本当にありがとうございました。
なおクランク周りのベアリングは特殊サイズのものが使用されており、かつ全て廃盤です(絶望)

クランクは、軸を切削研磨していただき、別サイズのベアリングに変えていただきました。
また純正コンロッドベアリングおよびサイドベアリングは今後も入手可能なタイプとのことです。
これでクランク周りの心配ごとはなくなりましたがクランク以外の部品が先に死ぬと思います。

こちらがOH済みのクランクです。

まずは割ったクランクケースをメタルクリーンαで洗います
アストロで買った洗浄用の筆でシャバシャバします。

きれいになりました。

ベアリング類を入れます。

こっち側も。

カウンターシャフトのシールだけは内側から入っています。これだけは腰下開けたときじゃないと交換できませんね。

先ほどのクランク入れて…

ミッション入れたところです。

蓋閉じたところです。
なおミッション側にオイルを供給するオイルパイプはセルモーターの下にあるので、後日取り付けのためジェネレーターカバーを開けます()

またタイミングホールキャップと、フライホイールセンターナットキャップを六角で回せるものに交換しました。

現行車っぽくなって締まりますね。いいかんじ。

おわり



SRX400 バックステップ プレート自作

かにまるです。 足が長すぎて純正ステップだと膝がタンクの出っ張りのとこに当たってしまうので、仕方なくステッププレートを自作しました。 2025年5月現在で出てる3VN用のバックステップは以下の通りです。      ・コワース バック50mm/アップ15mm      ・ベビーフェ...