前回記事のおわりに乗せた写真は、なんと!ラクーンでした。
ラクーンは、ホンダのニュースリリースによると
>ホンダ ラクーンの主な特長
>・斬新なタンク、サイドカバーのデザイン、すっきりとまとめたフロント回り、角型ヘッドライトなど若々しいファッショナブルなスタイル。
>・700m/mと低く、大型シートを採用、ゆったりとラクな乗車姿勢が得られる。
>・軽快でスポーティな走行性能が得られる、振動の少ない2サイクル、最高出力6馬力エンジンを搭載。
>・見やすい丸型スピードメーターとタコメーター、便利なリアのサブキャリア、角度調整自由なバックミラーなど装備の充実。
らしい。カタログの謳い文句は
『スーパー2サイクルの「ザ・原宿バイク」。
ファッションボーイズ&ギャルズのためのラクーン』
異常か???これはラクーンに乗って原宿ツーリングをしろということですね。
スイングアーム、リアサス、リアホイールを仮付け。ステムナットも何とか外しました。ステムから土が出てきたので出せる分だけ出しておきました。
タンクのサビ取りをしようと思ってとりあえず水を入れたら穴が開いていました。最悪ですね。
実動エンジンについてきたキャブをキャブクリで洗浄しました。実動エンジンとは思えない程度には汚れてました。
キタコ スーパーパワークリーナー(φ35/φ25) 汎用 515-6000350
です。ラクーン純正キャブの口径はφ35なのでこれがそのまま使えます。とりあえずメインジェットの番手を純正#105から#112に変更しました。記事執筆時点ではいい感じです。
レギュレーターを付けて12V化しました。ジャンク屋でアドV50のレギュレータを拾ったので配線を調べて付けました。6V車を簡易的に12V化する方法はggれば割と出てくるので簡単にできます。バルブとかウインカーリレーとかも12V用のに交換しました。
一応ホンダのハーネスとスズキのレギュレータの繋ぐ位置のをメモ代わりに貼っておきます。配線はメーカーごとに違うらしい。知らんけど。色々組みつけてだいぶ形になってきました。
純正メーターが水没してたのでNS50Fのメーターを付けました。純正ライトステーが使えないのでフォークに付けるタイプの汎用ライトステーを使っています。ウインカーも適当なのを付けました。
メーター内のランプの配線も無いのでアマゾンで適当なT10のハーネスを買って線を延長して付けました。
リベットで止めます。
いい感じ。
隙間埋めるのに適当なスポンジシートを切り貼りしました。
取り付けた感じです。バッテリー付け替えるときでもギリギリパワフィルに干渉しない位置になっています。ケース自体を吊ってある感じなのでちょっと揺れます。まあダメになったら新しいの作ります。
バッテリーはCT4A-5を使っています。もともとウインカーとテールランプとニュートラルランプが点けばいいので容量少なくて小さいやつを選びました。
メーターステーを作り直しました。この形状だとダサいです。1.5mm厚のを使いましたが2mm厚にして目立たないような形にした方がいいですね。気が向いたら作り直します。
あとシートがボロすぎたので状態がマシなのを買いました。悪くないと思います。
初給油の姿いかがでしたか?骨組みから組み立てた感想ですが、もうやりたくないですし、人に勧められるものではないですね。
ラクーン自体はエンジンのトルクが結構あるので普通に走りやすいです。走りはのびのび、クロスオーバー!は伊達ではありません。姿勢も楽だし、MB系のエンジンだからよく回るし、意外と良いんです。
フレームから公道走れるようにするまで2か月強かかりました。エンジンが実動じゃなかったらもっと時間かかってたと思います。モチベも無くなりますしね。
〇整備情報
・純正チェーンリンク数 104L
おわり。
追記 2021年8月
原宿バイクで原宿ツーリングをしました。